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チューナーやらカポタストやらペグ回しやら。_f0217617_13423649.jpeg

昨日、ギター再入門みたいなことをブログやらFBやらに書いたら、
さっそくご近所に住むマナブがチューナーやらカポタストやらといった周辺機器を恵んでくれて大変うれしい。
ペグ回しというのもくれて、
これでギターの弦を調整する鍵みたいなのを「ペグ」と呼ぶことを初めて知った。
テントを張るときに地面に固定するくさび「ペグ」と同じだ。
ギターも弾くしテントも張る人は、
これまでペグという言葉を聞くとこの両方が頭に浮かんでたんだな。
知らない言語世界だ。
ちなみにギターについてブログに書いたのは、
それによって自ら再び挫折する退路を断つという意味合いもあったんだけど、
こうやって周囲からの施しを受けるとますます逃げ道がなくなりますね。
かといってあんまり自分にプレッシャーをかけるとつまらなくなりそうなので、
指を動かすのはボケ防止にもよさそうだくらいの気持ちで始めることにしましょうかね。
そして、肝心のギターはまだ押し入れから出してはいない。
東京都。2024年

# by apolro | 2024-02-23 13:44 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

真昼のギター。

真昼のギター。_f0217617_14522806.jpeg

先日聴きに行ったボケナスさんのライブ。
三人の女性ジャズボーカルはもちろん素敵だったが、
それと同時に参加していたソロギターがまたかっこよくて、
つくづく楽器を弾けない自分というものが悲しくなった。
また、最近はお昼ご飯を作りながら70〜80年代の音楽をかけていることが多く、
現在の昭和ブームとは別に、
自分が若いころの歌謡曲の楽しさなんかも再認識している次第。
そこでふと思った。
こういう曲をギターでポロリンと奏でられたらさぞかし気持ちがいいここであろうよ。
ギターならあるのだ。
数十年前に友人から譲り受けたものが押し入れに眠っているのだ。
あれをもう一度引っ張りだしてみるか。
しかし一度断念したものにもう一度チャレンジしても勝算はあるのか?
なにせもらったときは弾く以前、
チューニングの段階で挫折した。
買ってきた新品の弦を張って音叉で確認しつつ、
「もう少しかな、もうちょっとかな?」と締めているうちに、
「バイーンッ!」という悲しい音とともに弦が切れた。
同じことを二度繰り返してそっとギターを置いた。
でもあのころは音叉しかなかったが、
現在はチューニングメーターという便利なものがあるというではないか。
アマゾンで調べたら2000円程度で買える。
つまり弦とチューニングメーターさえ買えば再入門できるのだ。
あとは楽譜。
これもどんなものが手に入るのかなと思って調べたところ、
ヒットしたのがこの一冊。
『1960年代生まれに響く! アコギ・ソングブック 〜全曲動画でよみがえる想い出の100曲』

目次をみればほとんどの曲は知っている。
表紙の70年代四畳半ぽいイラストも悪くない。
全曲ネットと連動して動画を確認できるというのもいい。
僕の同世代を完全にロックオンした本だな。
望むところだ。
あえてその罠にはまってやろうじゃないか。
虎穴に入らずんば虎児を得ずである。
ちょっと違うか。
というわけで弦よりもチューニングメーターよりも先にこの本を入手。
さて、数十年ぶりのギターリベンジは成就するんだろうか。
まず目標は『ルビーの指輪』かな。
東京都。2024年。

# by apolro | 2024-02-22 14:56 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

食堂の佇まい。野方の『野方食堂』。_f0217617_11290597.jpeg

西武新宿線野方駅からほど近い場所に建つ野方食堂。
その存在はずいぶん以前から知っていたが、
なかなか入る機会がなかった。
家から歩くと20分以上かかるので、
自宅にいながらたまには外食、というにはちょっと遠い。
かといって奥武蔵の山から戻って野方駅で下車する時間帯はもう夕方。
食堂というより居酒屋時間なのだ。
ここもいわゆる「民生食堂」の系譜をもつお店。
戦後の食糧難時代に優先的にお米の配給を得られ、
その代わりに適正な価格で食事を供給することを求められた制度だ。
創業は昭和11年。
一時期は『割烹 乃がた』なんて名前になって、
多少営業形態を変えた時期もあったそうだが、
現在はご覧の通り元の野方食堂へ。
別に取材に行ったわけでもないのに、
なんでこんなことがわかったかというと、
お店の品書きにはこういった歴史がくわしく書かれているんですな。
注文したのはお店の一番人気という「A定食」。

あ、このAとかBとかいう定食名、久しぶりだ。
古くは学食で、
その後会社に勤めていたころは、
近所の食堂によくあった気がする。
鶏の唐揚げと豚肉ショウガ焼きのコンビというのは、
そりゃあ若者にはうれしいだろう。
若者じゃなくても家ではめったに唐揚げなんて作らないし、
居酒屋でも魚系を頼むことが多いおじさんにもうれしい。
どちらも味がしっかりついていて、
ご飯のお供にもぴったりだ。
もちろんビールのお伴にもね。
現在の若いご主人は三代目とのことで、
最近はどこも後継者問題から廃業に至る町食堂が多いなか、
これは頼もしい。
今後も野方のハラペコ野郎たちの空腹を満たしてやってほしいものです。
東京都。2024年。

# by apolro | 2024-02-21 11:29 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

梅も散り始め。

梅も散り始め。_f0217617_10185285.jpeg

ここ数日の異常な暖かさに加えて強い南風、
そして夜半の雨とあって、
梅の花も一気に満開から散り始めへと動き出した。
やがて若葉が芽生えてくるといよいよ春っぽくなるけど、
そうなるとなぜかメジロたちも来なくなる。
どこでもエサが豊富になるからかな。
東京都。2024年。

# by apolro | 2024-02-20 10:19 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

初めての野毛。

初めての野毛。_f0217617_11314915.jpeg

所用があって横浜の野毛を初めて歩いた。
大岡川は青空を映して美しい。

春節が近かったせいだろうか、
大岡川の日ノ出桟橋にはこんなものも。

川沿いに続く桜並木は、
ワシントンのポトマック河畔から里帰りしたものとのこと。
これってあれか?
「サクラの枝を折ったのはワタシでーす!」のやつか?

そしてこれ。
緩やかなカーブを描きながらどこまでも続くこの長屋。
入っているのはすべて居酒屋やスナックなど飲食店。
一日一軒ずつ入っても、
制覇にはいったいどれだけ日数がかかることか。
東京から火曜にはちと遠いのが残念。

この日の目的地。
ここでトレス・ボケナスさんのライブがあったのだった。
ライブは久しぶり。
歌はスピーカーから流れてくるのではなくて、
人の喉から聞こえることを再認識しましたよ。
神奈川県。2024年。

# by apolro | 2024-02-19 11:33 | 旅の日々 | Comments(0)

今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。

by apolro